庭の彼岸花が咲き始めた
なぜか 今年の彼岸花は 茎が細くて ひよわだ
近づく台風14号の風雨にさらされると 倒伏して 全滅しそうで心配だ
今日は 母の命日 他界して九年になるから 十回忌というのかな
妹たちが 墓参りに来てくれた
三十三回忌を過ぎると 守護仏となって 自宅に帰るそうだが それまで 私が生きているとは考えられない
庭の三か所に植えた 西洋アサガオ「天上の蒼」が やっと咲き始めた
カヤの木に絡めた株は 太い茎が エネルギッシュに 空高くどんどん伸びている
やがて 多くの花を咲かせると まさに見上げるほどの「天上の蒼」になる
道路沿いに植えた株は 縦横に茎を伸ばし とぐろ巻くように 垣根のドウダンツツジを 覆っている
やがて 「キバナコスモス」と「天上の蒼」が 競い咲く垣根になる
解説書によると 霜が降りる頃まで 咲き続けるということだ
母の命日に 庭に 二種類の花が 咲き始めた
昨夜来の雨が まだ降り続いている
埼玉県内では 豪雨となったそうだが 当地では 程々の降雨で 乾燥しきっていた地面を濡らす 程よいお湿りである
家庭菜園のオクラも 元気を取り戻して花開き 花びらに 雨露を溜めている
やがて ねばねばオクラになるとは 想像もつかない 美しさだ
一度 車に乗ったが あまりにも美しい オクラの花を発見し 車を降りて カメラを向けた
おでかけは 4回目のコロナワクチン接種である
4回目ともなると 担当職員も慣れたもので 応対も誘導もスムーズで ベルトコンベアーかエスカレーターに乗せられたような感覚で あっという間に接種が済んだ
接種を受ける私も これまでのような緊張感はなく 久々に出会った同級生と会話をしていたら 担当職員から 注意を受けてしまった
問診の医師も 待機場所の看護師も 顔見知りの方だったので 尚更 医療行為を受ける感覚が 薄れていた
接種後 安静にしてくださいと忠告されたが 接種会場と同じ建物にあるプールで泳いでから 帰宅した
掟やぶりの無法者を演じてしまった
最近 再び 感染者が増加していて コロナの第七波が 8月にピークとなる予想があり これまで同様の警戒が必要だ
今日は「小暑」 そろそろ梅雨があけて 暑さが本格的になる頃ということだが
今年は もう とっくに梅雨明けして 猛暑が続いている
(梅雨入り 6月6日 梅雨明け 6月27日 梅雨の期間は史上最短)
私が住んでいる地域は 最近 全く雨が降らず 地面がカサカサに乾燥している
コロナ禍で お家時間が増えた事が契機で始めた 家庭菜園の野菜類は 悲鳴を上げている
庭の草花も 照りつける日差しに 勢いをなくしている
一雨 欲しいところだ
私が子どもの頃から 庭に咲く 朱色の「金魚草」は 乾燥に耐えながら 細々とした花を付けている
祖母に教えてもらった「金魚草」という名前でいいのかと 調べてみたら 間違いなかった
学名がクロコスミア 英名がモントブレチア 和名が「姫檜扇水仙」または「金魚草」
原産地が南アフリカというから 雨が降らない乾燥にも 猛暑にも 強いのかもしれない
年間の降水量は 毎年 だいたい同じだそうだから 今 雨が少ないと言うことは 今後 大雨があるかもしれない
乾燥した猛暑つづきの次は 大雨になり 水害に注意となるかもしれないな