今日は 旧暦の8月15日 中秋の名月・十五夜である
必ずしも 中秋の名月が満月になるとは限らないのだが 今年は 中秋の名月と満月が 重なった
午後6時半頃 窓を開けたら 淡い黄色の満月が 姿を現わしていた
さぁ 月見酒だ
今宵は 一升瓶のふたを ポンと開けて コップ酒
午後7時頃 宇都宮市在住のリスナーさんが 高性能カメラで撮った お月さまを メールで送ってくれた
クッキリ見える月面に 母を探した
2013年9月17日に死した母は 9月19日の中秋の名月で満月の日に 荼毘に付されて旅立った
母は かぐや姫だったのかもしれない
夜も更けると 二階の私の部屋に 月明かりが 射しこんできた
コップ酒を 月光にさらすと 淡い月明かりが 酒と氷に増幅されて 乱反射した
先日 鹿沼市在住のリスナーさんが 「中秋の名月に寄せて」と 送ってくれた「和三盆」
「お月さま」を口にすると さらりと溶けた 「うさぎ」を口にしたら 跳ねるように溶けた気がした
日付が変わる前 家の構造上 私の部屋に射す月明かりが 消えた
月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月
ちなみに 次に 中秋の名月が満月となるのは 来年2023年9月29日で それ以降は 2030年9月12日だそうだ
北海道のリスナーさんが トウモロコシを 送ってくださった
北海道では 暖かくなってくる5月~6月に種を蒔き 8月~9月が収穫時期となり 今が旬なのだそうだ
30cmを超える大きさで ぎっしりと詰まった甘味の強い実は シャキシャキとして 瑞々しい
実の皮が柔らかいので 皮が口の中に残ることなく 後味もさっぱりとしている
貪るように あっと言う間に ペロリと 1本を平らげてしまった
初めて食する 北海道産のトウモロコシに 感動した
北海道のリスナーさんは 次の機会に 北海道産のジャガイモを 送りますから 食べてくださいと言う
有り難くて 涙腺が刺激された
私は まだ 北海道を訪ねたことがない
一度 北海道の大地を踏みしめ 北国の青い空を 仰いでみたくなった
「割烹 隆さま」の開店準備をしていたら 7時の時報とともに 大きな爆発音がして 台所の窓が 明るくなった
窓を開けると 見える! 見える! 花火が見える!
しばし 窓越しに 花火を見ていたが コンロの火を消して 庭に出た
そういえば 町のサマーフェスタが コロナの影響で中止となり 花火の打ち上げのみ 場所を非公開で実施すると 知らされていた
今夜だったんだ!
打ち上げ場所が近いぞ!
庭で見ていても良かったが 家並みや木々 電柱などに遮られるので 近くを流れる田川の橋の袂へ行った
東の空に花火が光り輝き 西の空には 稲妻が走っている 花火と稲妻の 光の饗宴だ
今にも 雨を運びそうな涼しい風に 身体が冷えた
今年の夏も これで終焉だ・・・・
今夜 7時半頃 「割烹 隆さま」の準備をしている手を休めて 耳を澄ました
聴こえない・・・・
「足利花火大会」の 打ち上げの音は聴こえない
遠すぎる・・・・
コロナ禍で中止続きの「足利花火大会」が 今年は 三年ぶりに開催されるので 行こうと決意し 早くからホテルを予約して待っていたのだが 第7波の襲来で躊躇し 先月 ホテルをキャンセルして 参加を断念した
今頃 足利の友人達は 夜空を見上げて 花火に感動しているのだろうな・・・・
感染対策をしながらも 酒を酌み交わして 夏の夜を過ごしているんだろうな・・・・
想いを巡らしていると 「割烹 隆さま」の準備が進まない・・・・
栃木県内に「BA5・対策強化宣言」が発出されたことなどから 今日と明日の 「ふるさと宮まつり」は 突然の中止となった
先月 開催された烏山の「山あげ祭」では 関係者多数が コロナに感染してしまった
私が住む町で 開催が予定されていた夏祭り 「サマーフェスタ」が 中止になった
その他 多くの市町で 三年ぶりに開催を予定していた夏祭りが 中止になっている
「BA5・対策強化宣言」には 「高齢者」の 混雑した場所など感染リスクが高い場所への外出の自粛などが 盛り込まれている
これまで 政府主導の対策が示されてきたが 今回は 都道府県に任せる形になっていて 都道府県は 形骸化した宣言を出すのが 精いっぱいだ
不満が募る あきらめの夏だ!!
木曜日は「水泳の日」と決めている
プールで 優雅に 泳いでいたのだが 午後3時30分頃 落雷の影響か 何度か停電し 監視員から プールサイドに上がって待機するよう 指示が出た
外を見ると 黒い雲に覆われて 強風と豪雨と 稲妻が走っている
自宅の台所の窓を 開け放しにしていることに気づき シャワーも浴びずに 急ぎ プールを出たが もはや 外は豪雨で 駐車場に止めてある車に乗るまでに もう びしょ濡れになった
台風並みの豪雨で 車のワイパーは作動していているが 視界がゼロに近い中 運転して帰宅すると 案の定 開け放った窓からは 強風にあおられた雨が入り込み びしょびしょになっていた
庭は 排水溝で処理しきれない水で 沼か湖のようになっているので 雨に濡れながら 排水溝に溜まった木の葉やごみ類を 手で排除して 流れを確保した
屋根の雨どいも 多量の雨に 処理しきれず 溢れ落ちていて 雨どいの体を成してない
「水も滴るいい男」どころか 「水と闘う戦士」になって 形振り構わず 雨水処理に悪戦苦闘した
そうこうするうち 雨雲が去り 静かな夕暮れとなって 蝉が鳴きだした
雨は上がったが 雲行きは まだ不穏な夕暮れである
トウモロコシ だぁ~い好き!
皮を剥いて ラップして レンジでチン!! 粗熱が取れたら 即 ハーモニカ食い!!
今年も 茨城県結城市の友人から トウモロコシ「夏祭り」が届いた
茨城県は トウモロコシの生産量が 全国3位で そのほとんどが 結城市(JA北つくば管内)で生産されている
「味来」という甘い品種を 「夏祭り」というブランドで 京浜地区に出荷していて 地元では 直売所でしか購入できないという貴重品
トウモロコシを食べていると いつも 想い出して 口ずさむ歌がある 小学校で習ったのか ラジオかテレビで聴いたのか 題名も 定かでない
今日は 食べるのに夢中で 声は出さないが 頭の中で歌ってる
トンモロコシの茶色のひげは オランダ船の 船長さん せんちょさん・・・・
子どもの頃に覚えたものは いつまでも忘れないものだ