「上神主・茂原 官衙遺跡」の「刻書瓦」を見てきた
「上神主・茂原官衙遺跡」は 上三川町上神主と宇都宮市茂原にまたがる遺跡
我が家の近所だ
この場所は 奈良時代ごろの人名が刻まれた瓦が 多く出土することから 当初 古代の寺院跡と考えられてきたが
その後の発掘調査で 7世紀後半から9世紀にかけての 古代の役所(官衙)跡と判明し
2003年に 「国の史跡」に指定された
規模は 東西約250m 南北約400mと推定され 面積は10haに及ぶ
政庁や正倉など 約90棟の建物跡が残っていて 南東側には 「東山道」が 確認されている
また 当時 近辺に住んでいたとみられる人々の 人名が刻まれた文字瓦(刻書瓦)が 約2300点 出土している
この「刻書瓦」などが 今年の秋に 「国の重要文化財」に 指定されることになっている
東京国立博物館では 4月23日から5月12日まで 展示している
また 宇都宮市の とびやま歴史体験館では 5月2日から7月15日まで 展示している
5月8日 風雨が強い中 とびやま歴史体験館へ出かけ 「刻書瓦」を見てきた
実際に 刻書瓦に名前がある 「神主部 牛麻呂」さんが 出迎えてくれた
「神主」は 現在も 地名が残っている
「雀」も 遺跡近くの地名「雀宮」と 関係があるらしい
「矢田部」さんも 近所にいるなぁ
「上神主・茂原官衙遺跡」「刻書瓦」に記された 姓のベスト10が あった
我が家の近くに こんな歴史が存在していたのだ・・・
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