藤の花房よ ありがとう
何年ぶりだろうか・・・
私が子どもの頃から 家の西にある藤の木が 花房を垂れて 咲かせている
花房を付けず 蔓ばかりが どんどん伸びて 塀を越えるので 伸びた蔓を切るだけの手入れしか していなかった
今年は 素人庭師の感覚だが 思い切って 幹を剪定をしたら 花房を付けた
切った幹から 花房の芽を発見した時 思わず おー!!と 声を出して喜んだ
日本舞踊の長唄「藤娘」を想い出す
「大津絵」に描かれた「藤娘」が 絵から抜け出して踊り出すという趣向の舞踊だ
途中に 座敷唄の「潮来節」が挿入されることが多い
しかし 六代目 尾上菊五郎は 「潮来節」の代わりに 「藤音頭」を挿入して踊った
この時の演出は 「藤の精」が 木から抜け出して ままならぬ恋を嘆き やがて姿を消すというもので
松の大木に 舞台天井から たくさんの藤の花房を垂らすという 舞台装置で踊った
この演出が 大好評となり それ以来 今もなお 「藤娘」を踊る演出や舞台装置となっている
私も 座敷唄の「潮来節」を挿入するより 「藤音頭」を使用する演出が好きだ
嗚呼・・・
過ぎ去りし 青春の日々が想起され 涙ぐむ・・・
藤の花房よ ありがとう・・・
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隆さま!
藤の花が奇麗に咲きましたね。
もしかしたら、隆さまは、若い頃に、
日本舞踊を、なさってたんですか?
ブログを読んでいて、そんな気がしました。
投稿: 藤の精 | 2024年4月23日 (火) 14時22分
おはよう👋😆✨☀️ございます 藤の花 幹の剪定で覚醒よかったですね! ちょっとした事で いろんな事を思い出します 高尚な趣味と山内惠介さんのファンとして 楽しんでください🎶🎶
投稿: 山 百合 | 2024年4月22日 (月) 10時38分