除夜の鐘
菩提寺である 「地蔵山 延命院」の除夜法要で 除夜の鐘を撞いた
年越し蕎麦を食べて 明日の正月料理の準備などをし 一息ついていたら 除夜法要が始まったようで 法螺貝の音色や読経が聞こえてきた
延命院は 我が家の隣なので 寺の様子が良く聞こえる
除夜の鐘を撞きに行かなくちゃと 慌てて身支度をしていたら ゴーンと 最初の鐘が聞こえてきた
寺に行くと 鐘を撞く順番の整理券を配布していて 私がいただいた整理券番号は48番だった
今夜は 冬とは思えない 大晦日とは思えない 暖かさで 寒い北風に身を縮めることもなく 順番を待つのも苦痛ではなかった
温かい甘酒の接待があったが 寒ければ喜んでいただくところだが 今夜は遠慮した
しばらくして 私の順番が回って来た
その時 鐘撞きの作法を知らないことに気づき 一瞬 迷ったが 丁寧な自己流でこなすことにした
鐘楼堂の階段を上がり 一礼して 賽銭箱に硬貨を投げ入れ 両手を合わせ 撞木の位置に移動した
撞木の綱を持ち 待つこと 約1分 緊張すると同時に 今年の汚れを祓い 良い年を迎えられるようにと 願い事を決めた
係りの寺の役員から ゴーサインが出たので
綱を 右肩後方に曳いて 弾みをつけ 力を込めて 撞木を 梵鐘に当てた
ゴーン~~
鳴り響く鐘の音が 全身に伝わり 近隣へと流れていった
梵鐘に向かい 一礼して 鐘楼堂の階段を下りた
これで 良い年を迎えられる
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