父の七回忌法要
父の「七回忌」法要を 「延命院」 本堂 「十三仏像の間」で 執り行った
命日は 8月21日だが 8月は お盆があり お施餓鬼もあるほか 諸々の事情で 早めの供養に決めた
これまで 葬儀や法要で使用していた遺影は 享年95歳の顔写真だったが
今回は 家庭的にも社会的にも 精力的に活動していた 熟年時代の写真に替えて 父を偲び 供養した
七回忌の御本尊は「阿閦如来」
延命院の十三仏壇の最上壇で 「大日如来」と「虚空菩薩」とともに鎮座している
オン アキシュビヤ ウン (合掌)
「延命院」の「阿閦如来」 (栃木智山青年会 発行 「十三佛」より転載)
法要後 住職が 先月 落慶したばかりの「鐘楼堂」へ案内してくださり 「梵鐘」を撞かせてくださった
妹たちも 子どもたちも 私も それぞれの想いと願いを込めて 力強く「撞木」を引き 「梵鐘」を撞いた
ゴォ~ン・・・・
身体中に 鐘の音波が沁みわたり 鐘の音は 涼風に乗って 遠くまで響きわたっていった
法要の締めくくりは 墓参りで 塔婆を立て 水鉢に水を張り 花を飾り お線香をあげるのだが 花飾りに 私の拘りがある
花差しが6本あるので 中央の2本は黄色の菊 左2本 右2本は白菊 と決めているのだ
今日も 妹たちに 「お兄さんらしい こだわりだわ・・」と笑われた
墓参りをしながら ふと 脳裏をかすめたことがあった
それは 次に この「阿久津家 地下マンション」に入居し 墓誌に刻まれるのは 順序から言えば 私なのだと いうこと
明日なのか? 数年先なのか? いずれにしても 近い将来である
生滅流転 ああ無常・・
阿閦如来さま
揺らぐことのない 強い心を与えてください
オン アキシュビヤ ウン(合掌)