
我が家の菩提寺 「地蔵山 蜜蔵寺 延命院」の「梵鐘・鐘楼堂 建立 落慶法要」が執り行われた

梅雨入りし 天候が定まらない中 好天に恵まれたのは 御慈悲なのかもしれない

落慶法要は 「延命院」の「大橋純雄」住職と 「大橋宗純」副住職を含め 20数名の僧侶が執行した

全国的にも稀な 重厚で流麗な「鐘楼堂」だと 専門家も評する御堂は 境内は勿論 地域の風景をも変えた
「令和の鐘」と命名された鐘の音は 近隣に響き渡り 心身を浄化してくれる

「延命院」の梵鐘・鐘楼堂建立は 令和5年(2023年)6月15日の 弘法大師 空海の生誕1250年を記念した 慶讃事業として進められていたもので
令和2年に建立委員会が設立され 令和4年8月24日に上棟式を行い 今日の落慶となった

◆ 落慶法要の前に 稚児行列が行われた

法螺貝を吹く僧侶が先導し

裃姿の建立委員長・副委員長に 稚児代表と続き 屋台囃子の後に 大勢の稚児が行列を作った

稚児行列の最後尾を 住職と副住職が歩み進んだ

行列の後 稚児は 保護者とともに ひとりひとり鐘を撞いた

◆ 我が家は 僧侶の皆さまの 駐車場と控室になった
一階の和室三部屋を 襖を外して一部屋にすると まるで 大広間の宴会場のように変化した

私は庭で 車の誘導などをしていたら 「多氣山 持寶院」の長老 「伊東永峯」さんが 「阿久津さん ちょっと こちらに」と 私を呼んで 仏壇の前に座った
「今から 阿久津家の御先祖の供養をします」と ありがたい御言葉
私も 仏壇の前に座った

なんと 部屋に居た僧侶の方々 全員で お経をあげてくださった

鐘楼堂落慶法要の準備中にも拘わらず ありがたきかな 先祖供養をしていただいた

「多氣山 持寶院」の長老 「伊東永峯」さんと 世間話をしながら 記念のツーショット写真を撮らせていただいた ありがたいことである

「下野薬師寺」の住職 「谷萩昌道」さんは 私に 寺の史資料などを お持ちくださった
谷萩さんは 高校時代の一学年先輩で 一緒に ある活動をしたことがある
それ以来 お会いしてなかったが 車の誘導をしている私に 車の窓を開けて 「阿久津さん お久しぶり」と第一声
覚えていてくださったのだ
県立博物館の企画展「鑑真和上と下野薬師寺展」を見に行ったり 「下野薬師寺」を何度も訪ねているが お会いしてなかった
「近いうち 寺を訪ねてください」と ありがたい御誘いを受けた

延命院 鐘楼堂の建築を 一世一代の大仕事と自負して担当した 宮大工棟梁の「藤沼孝夫」さんは ありがたきかな ラジオの「隆さま」ファンだと言う
「今日は 作業服じゃないから 一緒に写真を撮ろうよ」と 藤沼さんに誘われて 記念写真を撮った

延命院の梵鐘・鐘楼堂落慶法要に参加し ありがたき御慈悲と御加護を 多々感じる一日だった
南無大師遍照金剛 (合掌)