« 2022年9月 | トップページ | 2022年11月 »
「隆さま劇場」のゲストコーナー「隆さまフレンズ」に 篠笛奏者の「狩野嘉宏」さんが出演した
物静かな思慮深い口調と シルバーグレイの頭髪と髭が まさに 篠笛奏者たる雰囲気を醸し出している
篠笛の演奏活動が 30年になるそうだ
狩野さんに 初めてお会いした時 私は「浦島太郎」のようだと表したが 今日は 俗世を離脱した「仙人」のように見えた
アルバムCD「星 月 花」から 「凍星」を聴いた
二曲目は 「旅の空~風吹かば」を 生で演奏していただいた
篠笛演奏活動30年を記念して 来年3月25日に 東京・銀座のGINZA SIX 地下3階の「観世能楽堂」で リサイタルを開催する
今年3月に 文化科学高等研究院出版局から出版された「日本文化を奏でる竹笛」のなかで 狩野さんは
「図書館で偶然手にした一枚のCDが 私の運命を変えました」
「究極は 無の状態で吹けるのが 理想ではないでしょうか」 と語っている
狩野さんの篠笛演奏三十周年記念祝賀会が 来月11月13日 宇都宮市内のホテルで開催される
私も 出席する予定にしている
佐野市の唐沢山 中腹にある 「6月の森」を訪ねた
広大な敷地に レストランや結婚式場 農場もあり 大自然に囲まれた 静かな佇まいは 触れる空気さえ異なる 桃源郷だ
オーナーの「小林由美」さんに 約3年ぶりに お会いした
この地域の紅葉は これからだが 高台にあるレストランからの景色は どこを切り取っても 一枚の絵画のようだ
小林オーナーと話をしていると 話題のスケールが大きく いつも 私は圧倒されてしまう
交際範囲が 経済界や政治関係をはじめ 芸術関係にまで及んでいて 国内はもとより海外の方との交流も深く その人脈には 驚くばかりだ
三年ぶりの四方山話に続いて きょう 話題の中心になったのは
昨年3月に 女性初の「駐日ブルガリア大使」として着任した 「マリエタ・アラバジエヴァ」さんの話
小林さんは 「マリエタ・アラバジエヴァ」さんが 駐日全権大使として着任する以前から 交流がある友人だそうで
来月 11月3日に 「6月の森」に 大使をお迎えして 「ブルガリア・フェア」を開催する
「隆さまフレンズ」で 昨年 発足したばかりのバレーボールチーム 「レーヴィス栃木」を紹介した
出演したのは 「レーヴィス栃木」代表の店網秀明さんと 選手の水島健さん
店網代表は 高校時代に バレーボール選手として活躍した経歴があり
「栃木県を バレーボールを通じて活性化させたい 国内トップリーグ「Vリーグ」を目指し 15年後までには 日本一のチームに成長させたい」と 抱負を話した
水島選手は 福井県の出身で 高校ではエースでキャプテンを務めるなど好成績を修め 大学を卒業後 メンバーとなった
先日 開催された「いちご一会とちぎ国体」では 水島選手をはじめ「レーヴィス栃木」の選手が 栃木県チームで活躍した
チーム名の「レーヴィス栃木」は フランス語で「夢」を意味する「reve」をアレンジした造語で 「Reve's Tochigi」とも表記するそうだ
まさに「夢」を追い求める若いチームにマッチしたネーミングだ
11月19日 小山市立体育館で開催される「OYAMAスポフェス2022」で 第2部バレーボールエキシビジョンマッチ(15時~16時30分)に登場する
店網代表は 「レーヴィス栃木」を知っていただき 選手の活躍を間近で観戦し 声援を送って欲しいと話した
栃木県内での公開が 最終日の今日 映画「島守の塔」を観に 「MOVIX宇都宮」へ向かった
約2ヵ月半のロングラン上映となった最終日 「シアター5」は 満杯だった
≪命を懸けた二人の島守と沖縄の人々の物語≫
二人とは 太平洋戦争末期 戦時行政を率いた 宇都宮市出身の沖縄警察部長「荒井退造」と 沖縄県知事「島田叡」
「行きぬけ!」と叫び続けた二人と 沖縄県民の苦悩と生きる奮闘を描いた物語
沖縄本土復帰50年を節目に 命の尊さと平和の大切さを描いた映画である
製作は 映画「島守の塔」製作委員会で 栃木県関係では 下野新聞社・とちぎテレビ・井上総合印刷など 多くの企業が協力している エンドロールを よ~く見ていたら 栃木放送の文字もあった
正直なところ 仕事がらみの鑑賞という部分もあったが 動機はともあれ 映画や舞台は 引き込まれて感動する
現在公開中の「日光物語」も 観なくてはならない
というのも 先日 「隆さま劇場」に 「日光物語」の監督「五藤利弘」さんに 出演していただいたからだ
義理と人情は 秤にかけず 行動している私である
早朝に 石川梨園の石川文雄さんから 電話があった
「『にっこり』の収穫が始まっているよ これが最後だからね 早くおいでよ・・・・」
電話を受け 今日の予定を変更して 石川梨園に向かった
石川さんは 笑顔で迎えてくれたが だいぶ お疲れのようだった
「年は取りたくないねぇ もう 身体が ついていかないよ」と 大きく息を吐いた
去年 閉園宣言をしたが 訳あって 今年の収穫で 完全閉園となる
梨の木も 閉園を知ってか 多くの実をつけ 味もいいそうだ
「いっぱい実を付けてくれて 豊作は嬉しいが 作業が困難になっちゃってね」と言いながら ゆっくりと 椅子に腰を下ろした
常連のお客様が 次から次へと訪れて 買い求めたり 宅配の手配をしながら 閉園を惜しむ声を漏らしていた
園内に入ったら まだまだ 多くの「にっこり」が 実っている
なんとか頑張って 収穫が終えたら まず枝を切って 次に 幹を切って 更地化の作業に入るという
この道一筋に励んだ梨栽培に ピリオドを打つ 石川さんの胸中を想うと 返す言葉が浮かばない
「石川さん 元気でね!」 これが精いっぱいの 贈る言葉だ
「うん 近くを通ったら 寄ってよ 待ってるからさ 待ってるよ」
いつもは 帰り際に 見送ってくれるのだが 今日は 挨拶を交わした後 椅子に腰を下ろしたまま うつむいていた
石川さん ありがとうございました
今日(10月14日)から 隆さま & ”まりこふん”とゆく「とちぎ古墳巡りの旅」の参加者募集が始まった
「隆さま劇場」のゲストコーナー「隆さまフレンズ」に 毎月第二金曜日に出演している「古墳にコーフン協会」栃木県支部長 「亀和田聡」さんと かねてから秘かに企てていた「古墳巡りツアー」がまとまり 多くの関係者の協力を得て 催行の運びとなった
「日本考古学発祥の地」として 全国的に注目を集めている大田原市の「下侍塚古墳・上侍塚古墳」を中心に 県内の主な古墳を巡るコースとなり 考古学の重鎮「上野修一」先生も賛同して 解説などで協力をしてくれることになった
「那須国造碑」と「徳川光圀」と「侍塚古墳」との関連を紐解き 現在 なぜに 徳川光圀が発掘をして以来 330年ぶりに再発掘が行われているのかが理解でき いにしえにタイムトリップすること間違いなしだ
昼食は 話題の「古墳カレー」を食する
「日本考古学発祥の地」で 見る・聴く・触れる・食する・・ 古墳尽くしの日帰りバスツアーである
古墳にコーフン協会会長で 古墳シンガーの「まりこふん」さんも 特別参加することになり 番組にメッセージを送ってくれた
「まりこふん」さんは 移動のバスの中で ミニコンサートも開くことになっている
亀和田さんは 肌身離さず持ち歩いている「前方後円墳」のクッションではなく 今日は 「下侍塚古墳」を縮尺して製作された「前方後方墳」のクッションを抱いて登場した
もちろん このバスツアーに参加する亀和田さんは 今から ワクワクしていますと 多くの皆さまの参加を呼びかけた
私が持っているのは バスツアーに特別参加する「古墳にコーフン協会」会長で 古墳シンガーの「まりこふん」さんのアルバムCD「古墳 de コーフン!」
「とちぎ古墳巡りの旅」バスツアーの案内で 時間がいっぱいになったため 別枠を設けて リスナーさんからの質問メールに答えた
本日を以って 「シャラリラ倶楽部」の活動が 終了した
コロナ禍で中断していた「シャラリラ倶楽部」の会合が 今日 久々に 「道の駅 思川」 中央モールで 開催され 会長から 活動の終了が 発表された
会員の高齢化などを鑑み 今後の活動に 懸念される事案が 多々 想定されることが 主な要因だ
組織としての「シャラリラ倶楽部」は解散するが 今後も 会員同士の私的な交流を 継続させる意向で 発展的解消の見解になった
「シャラリラ倶楽部」は 番組「シャラリラ歌謡曲」(2005/10/03~2010/04/01)のリスナーさんが 当初「シャラリラ・ファミリー」「隆さま・ファミリー」として集ったが 私の定年で番組が終了した後に 組織化された
種々のイベントを企画するなど 12年間 活発な活動を展開して 親交を深めてきた
私は 「シャラリラ倶楽部」の皆様に あらゆる場面で 応援と御指導をいただき 感謝の念に堪えない
「シャラリラ倶楽部」最後の今日 ガーベラが中心の花束をいただいた
ガーベラの花言葉には 「光に満ちた」「限りなき前進」「希望」などがある
私へのメッセージを 花に託して贈ってくれたものと 理解している なんと小粋な演出なのか
ガーベラには もうひとつ 「おもいやり」という花言葉がある これは「シャラリラ倶楽部」の皆様の根底に流れる精神だ
会長さんをはじめ役員の皆さま 倶楽部員の皆さま ありがとうございました
感謝しながら 過去の活動記録を 振り返っている
「隆さまフレンズ」に 去年6月 栃木を盛り上げるために発足した「栃木プロレス」代表の「臼井伸太郎」さんが出演した
結成2年目を迎えた「栃木プロレス」は 新規事業として「この街ツアー」の活動を立ち上げ 県内の各市町でイベントを開催していて 地方創生を掲げるほか いじめ撲滅や 環境問題にも取り組んでいる
11月3日には 県庁前広場で「まるごと きれいに すっぺ!」と銘打ったプロレス活動を展開する
「栃木プロレス」は 来週から 毎週金曜日 2時30分から レギュラー番組「週刊 栃木プロレス」をスタートさせる
臼井代表は 「僕らの少年時代は ≪金曜8時!がプロレスの時間でした これからは プロレスは 金曜2時半!≫と言ってもらえるよう定着させたい」と話した
今日は 「ハロウィンジャンボ宝くじ」の案内で 「幸運の女神」も登場した
出演したのは 令和4年度 宝くじ「幸運の女神」5名のうちのひとり 「嶋﨑百萌香」さん
5億円ねぇ・・ お金は いくらあっても邪魔にならないから 欲しいなぁ・・
当たるようにと 幸運の女神スタンプを 手のひらに押してもらったが 御利益があるかどうか
まずは 宝くじを買わなきゃ!
栃木県立博物館 開館四十周年 記念特別企画展 「鑑真和上と下野薬師寺~天下三戒壇でつながる信仰の場~」を観た
天下三戒壇の一翼を担った「下野薬師寺」について 学習してきた
「下野薬師寺」は 古代下野の仏教文化を象徴する名刹
【歴史】
≪飛鳥時代≫ 創建される 「大宝律令」の選定者の一人である「下毛野古麻呂」を生んだ豪族「下毛野」氏の勢力下に成立した
≪奈良時代≫ 唐僧「鑑真」による授戒作法を執り行う「戒壇」が 東国で唯一設置され 東大寺(奈良)・ 観世音寺(太宰府)とともに 天下三戒壇と称される 以後 東北・関東の授戒と 信仰の中心寺院となり隆盛を誇る
≪平安時代≫ 一時衰退する
≪鎌倉時代≫ 「慈猛」が 戒律と真言密教を柱として再興する
≪南北朝時代≫ 「足利尊氏」によって「安国寺」と改称される 以後600年以上「安国寺」として存続
≪平成30年(2018年)≫ 本堂・山門・本尊など「平成の大改修」を行ったのを機に 寺名を「下野薬師寺」に復古する
「下野薬師寺」に下向した日本屈指の高僧は 「鑑真」の高弟の「道忠」や 「道鏡」・「行信」など
「下野薬師寺」から排出された人物は 日光開山の「勝道」や 金沢北条氏の菩提寺である「称名寺」開山の「審海」など
【展示構成と展示品】
≪プロローグ≫ 日本に戒律を伝えた「鑑真和上」の紹介 「唐招提寺」の「鑑真和上」坐像の展示
≪第一章 古代下野のすがた≫ 国宝「元暦校本 万葉集 巻二十」(東京国立博物館蔵)展示
≪第二章 鑑真和上の来日と戒律の伝来≫ 「唐招提寺」の国宝「薬師如来立像」など展示
≪第三章 天下三戒壇 下野薬師寺の創建と発展≫ 下野薬師寺出土瓦など展示
≪第四章 下野薬師寺と人物・信仰の広がり≫ 重文「勝道上人像」(輪王寺蔵)など展示
≪第五章 下野薬師寺の衰退と復興≫ 平安時代の衰退から鎌倉時代の復興 南北朝時代の「安国寺」への寺名改称 国宝「下野薬師寺僧慶順解」(東大寺蔵)など展示
≪エピローグ≫ 現代につながる信仰の場「下野薬師寺」 唐招提寺薬師如来立像 復元模刻など展示
久々の歴史学習に疲れを感じながら 展示室を出ると 企画展にまつわる品を販売しているショップがある
コーヒードリップパック「下野薬師寺ブレンド」が 目に付いた
仏教に合わせて コーヒー豆は インド産と中国産で 蓮の実と葉も ブレンドしてあるそうだ どんな味がするのだろうか 思わず独り笑いをしながら 買い求めた
「下野薬師寺」の住職・谷萩昌道さんは 高校時代の一学年先輩で 演劇部で一緒に活動をしたことがある
彼は 大学院まで進み ある大学の学長も務め 詩人でもある 今や 由緒ある立派な寺の住職だ
「下野薬師寺」は 私の住まいから近くにあるので 近々 訪ねてみることにした
高校時代以来 お会いしたことがないから 私のことなど 覚えていないだろうなぁ・・・・