« 夕暮れ | トップページ | キウイフルーツ »

2021年11月 9日 (火)

生姜の佃煮と生姜酒

1_20211108185001

生姜を栽培をしている 芳賀町の方から コンテナに入った大量の 根ショウガをいただいた

生姜は 一見 グロテスクな形をしていて まるで 古墳の発掘作業で出現した土偶や埴輪のようだ

ありがたく戴いたものの 正直のところ 困惑するばかりで 数日 そのまま 放置状態にしていたが なんとかしないと くださった方に申し訳ないと発起して 調理を試みた

 

まず 「生姜の佃煮」を作ることにした

先日 遠方に住む友人が送ってくれた 鹿児島県の喜界島のサトウキビで作った「島ザラメ」を ドバっと入れて 醤油をじゅばじゅばっと入れて こってりとした甘辛い味に煮詰めた

3_20211108185001

弱火で コトコトと 長時間 煮詰めていると 生姜のいい香りが 台所に充満し アジアンテイストのレストランの雰囲気になった

煮詰めながら 煮汁の味見をすると 生姜のエキスが喉に沁みわたり ゴホン!ゴホン!ハクション!と むせ返った   

2_20211108185001

どれほど 煮詰めたらいいものかと迷いながら 焦がさぬように   火の調節をした こってりとした味が付き   色良く照りが出てきたので 火を止めて 暫らく放置して味を沁みこませてから 最後の味見をすると

いいねぇ!! いい味だ!! 

我ながら感心して 声に出して「おいしい!」と 叫んだら   また生姜のエキスが喉に沁みて   ゴホン!  ゴホン!  ハックション!

弁当箱くらいの器に   生姜の佃煮を詰めた 偶然だろうが 予想外に 品よく調理できたことに自己満足をして   ほくそえんだ

まだまだ 根ショウガがあるので また佃煮を作ろうと思う

4_20211108185001

なんせ コンテナいっぱいの根ショウガだから 佃煮を作ったくらいでは 消費しきれない どうしよう?

 

そうだ 生姜酒を造ってみよう!

梅酒など果実酒造りのシーズンではないので ホワイトリカーや氷砂糖など 近くのスーパーに置いてない 業務スーパーにあるかもしれないと予測して訪ねると 予想通り 陳列されていたので 買い求めてきた 

5_20211108185101

今夜は 生姜を切って 生姜酒を仕込むことにしよう 生姜の香り漂う酒が飲めるようになるのは 一年後だそうだ しばらく お預けだが   楽しみだ

生姜酒は   冬の季語になっている   喉にピリピリ沁みて風邪の予防になるとか   身体を温めてくれるとかの意味合いで   詠みこまれることが多いようだ

生姜酒を造っても まだまだ 根ショウガがある 次は何にしようかと思案中だ

« 夕暮れ | トップページ | キウイフルーツ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 夕暮れ | トップページ | キウイフルーツ »