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2021年10月15日 (金)

「迷い花」と命名

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本格的な秋を迎えようとしている今 庭のクレマチス(てっせん かな・・)の蔓が伸び 葉が出て 蕾をつけて 一輪だが 花開いた

気候のせいか 季節の判断を間違えたようだ 

各地から 桜が咲いたとか チューリップやスイセンも芽を出し 小さい花を付けたとか 季節外れの花便りが届いている

このような花を 思わず 「狂い咲き」と表現してしまうが 放送禁止用語辞典(放送自粛用語の基礎知識)によると 「なるべく使わない」という判断になっている

それに替えて 冬の季語の「返り花」とか 「返り咲き」とか 「忘れ花」などと表現することが多い

でも私は 「迷い花」と命名したい 

芽を出していいのかな? 蕾を付けてもいいのかな? 悩みながら 迷いながら 恐る恐る 遠慮がちに 花を付ける どこか ひ弱で 貧弱で 自信なさげだ

そんな姿は 私と似ていて 愛おしくなる 「迷い花」と呼ぶことに決めた

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