小説家 加葉まひろさん
「隆さま劇場」のリスナーさんから 彼岸花の花便りが 多く寄せられた 朱色だけでなく 白や黄色の彼岸花もあるようで 写真とともに便りが届いた この写真は 我が家の庭の彼岸花で いつもより早い開花だ
「隆さまフレンズ」に 宇都宮市在住の作家「加葉まひろ(かのはまひろ)」さんが出演
加葉さんは このほど二冊目の小説「ただいまの声が聞きたくて」を 文芸春秋社から刊行した 先日 著書を送ってくださった縁で 今日の出演になった
「ただいまの声が聞きたくて」のプロローグは
宇都宮市や真岡市が舞台となっていて 主人公「慶子」が10歳の時 母親は 7歳下の妹「江梨子」を連れて 不倫相手の男性のもとへ走る 残された慶子は 家事などをこなしながら 父親と一緒に暮らす・・・・
ここからストーリーが展開するのだが
中学生の時 ある意を決して乗ったバスの運転手に諭されて 「家族を思い 強く生きる」ことを決める
大学を卒業した慶子は いつの日か 妹が訪ねてくることを願って 妹の名前「江梨子」を店名にした店を開く・・・・
エピローグで 慶子は 「今日から 誰かのためではない 自分の人生が始まるのだ」と決意する
ストーリーの舞台となっている栃木県内の地名や風景などが 実名で表記されているので 展開する情景に溶けこんでしまい あっと言う間に読み終えた
私が 「栃木県内版 幸せの黄色いハンカチですね」と感想を言ったら 加葉さんは 「そうですか・・?」と述べた
次は 加葉さんの処女作「浮遊する記憶」を読んでみることにした
帯に「重なり合う記憶が紡ぎ出す物語~自分はいったい誰なのか 幼い頃から名前を変えて生きざるをえなかった一人の男 四人の記憶が絡み合い たどり着く男の真実とは・・」と書いてある ミステリーかな・・?
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