童心に帰る
雷注意報が出ていて 空は黒い雲が立ち込めていたが 雷雨の心配がなさそうなので 午後から 西の庭の草取りをした
夕暮れになり 腰の痛みと 作業に飽きて 周囲の探検に 時を過ごしていた
「そうだ 毎年 樫の木に クワガタがいるのだが どうかな・・」と 根元を見回すと いた! いた! オスが5匹と メスが3匹 樹液を吸っていた
右手の人差し指と親指で クワガタの背中をつまんで捕まえると 足や角をバタバタさせて 逃れようと抵抗する
久々に クワガタに触れる感触は 子どもの頃の情景を甦らせ 心も 子どもに戻っていた
オスを2匹 捕まえ 写真を撮って すぐ 樫の木に戻した
木のまわりを見回していたら スズメバチと思われる大きな蜂が 樹液を吸いながら飛び回っているので これは危険と その場を離れた
わずかな時間の 少年時代へのタイムスリップだった