サクラ ガ サイタ
もちろん 私の時代ではないが 尋常小学校で使用された「小学国語読本」は 冒頭 サイタ サイタ サクラ ガ サイタで 始まっていたので 「サクラ読本」と呼ばれていたそうだ
今日 一輪だけ 盆栽仕立ての サクラ ガ サイタ
芽が膨らんでいるのは 蕾なのか 葉なのか・・ 蕾なら もっと花咲く可能性があるのだが・・
昨日 花開きそうだったので 強い北風を避けるため 家の中に取り込んだ
三日前 ほころび始めた蕾を確認した
この桜は 一昨年の春に ある方から戴いた 盆栽仕立てで 幹に五本の枝が出ていて 見事な花を咲かせている状態だった
その春は 4月1日に 新元号の発表があり 5月1日から「令和」となった
正に 日本の時代の変遷の幕開けに相応しい 桜のプレゼントだった 大切に育てなくてはという覚悟が生まれた
しかし 何せ素人で 育成方法も知らず 水やりが精いっぱいだった 一昨年の秋に 枝が枯れてしまったが 残った一本の枝の生命力が 一輪の花をつけたのだ
命あるものを 無残にも絶やしてはならない 桜の延命に配慮し 私は 「花咲か爺さん」に ならなければならない
【追記】4月13日
「花咲か爺さん」宣言が聞こえたのか 今日 もう一輪 花を咲かせた
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