愛宕塚古墳石室
泳いだ後 プールの近くにある 愛宕塚古墳石室を見ようと 愛宕山公園を訪ねた
案内板に書いてある解説によると この石室は この地にあった直径約40mの円墳である愛宕塚古墳の 横穴式の石室で 六世紀末のものだそうだ
戦前に 忠霊塔を建設するため 掘り出だされて この場所に移転復元されたという
石室を掘り出して移転せず 円墳の墳丘ごと 残したら良かったのにと思ったが 当時は まだ 埋蔵文化財に関する意識も規律もなかったのだろう
掘ったら出てきたので とりあえず 同じ敷地に並べたという感覚だったのだろうか
石室の石は 凝灰岩で これだけ大きな石材を使用できるのは 強い同盟関係で結ばれた首長に許されたもの と考えられているそうだ
泳ぎ疲れも忘れて 石室の周りをグルグル周って見ていたら 公園で遊ぶ子供たちが 可愛げのない口調と表情で 「おじちゃん 何してるの?」と言いながら寄ってきた
不審者に思えたらしい
最近の子どもは 見慣れぬ人物を 不審者と断定する教育を受けているようだ 110番通報をされなくてよかった
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