高麗屋襲名披露公演
茨城県水戸市の 茨城県立県民文化センターで
高麗屋 二代目松本白鸚 十代目松本幸四郎 襲名披露公演を観た
ホールの緞帳は 茨城県花の「バラ」が デザインされていた
高麗屋の父・子・孫の三代揃っての襲名だが 今回の巡業に 孫の八代目市川染五郎は参加していない
演目は 「襲名披露口上」に続き 「菅原伝授手習鑑」より「加茂堤」と「車引」
それに「奴道成寺」だった
安珍清姫伝説を題材にした 女方の舞踊「京鹿子娘道成寺」を 立役が舞う「奴道成寺」は 初めて観た
先代染五郎の十代目松本幸四郎が演じたのだが 私の印象では 可もなく不可もなくである
好感を持ったのは
「菅原伝授手習鑑」で 「舎人 桜丸」役を演じた 中村梅玉さんの 自然体の演技だった 年の功だね
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