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2015年12月12日 (土)

日本初の春画展

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日本で初の春画展開催のニュースを聴いてから 行こう行こうと思っていた やっと 今日 観てきた

 

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春画展開催に多くの美術館が躊躇したそうだが ここ「永青文庫」が快く引き受けたそうだ

 

永青文庫は 細川家に伝来する文化財を 後世に伝える目的で 1950年に設立されたそうだ

 

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広大な細川家の屋敷跡の隅にあり 現在は 元首相の細川護熙氏が理事長を務めている

 

入口看板の「春画」の文字は 細川護熙氏の文字だそうだ

 

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想定外の入場者だそうで 広くない永青文庫は 連日大混雑のようだ

 

平安時代からある春画の始まりは「肉筆」だったそうだが 

 

江戸時代になると「版画」技術が発達し 春画も浮世絵版画とともに 量産されるようになり

 

男女の大胆な交合図は 庶民から大名まで 幅広く愛好されたそうだ

 

享保の改革で 好色本類の出版が禁止されてから 春画は地下出版として制作販売されて発展する

 

携帯に便利な小さいサイズの「豆判」春画も 文政期から作られるようになったそうだ

 

肉筆 版画 豆判など 100点以上が展示されている

 

春画は 日本の長い歴史の中に 人々の中に息づいてきたようだ

 

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私は 21歳の頃

 

歌舞伎俳優の故・五代目澤村鐡之助さん(坂東佳秀を名乗っていた頃)から

 

豆判春画を たくさん見せていただいた事がある アクロバティックでデフォルメされた男女の交合図は

 

当時 グロテスクで どこかコミカルさも感じていた

 

 

 

今回の展示に 錦絵の鈴木春信の春画もあった 鈴木春信独特のラインとタッチは柔らかい

 

春信の春画を見ながら 町田佳声作曲の新邦楽「春信幻想曲」を口ずさんでいた

 

春信幻想曲は 春信の錦絵「笠森おせん」がテーマで 幻想的な舞踊にも振りつけられている 

 

 

 

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グッズ売り場も大混雑 ポストカードやトランクス ベッドカバーや座布団などを求めて レジは長い列

 

私は 手ぬぐいと 今回の春画展全出品作品が網羅されている「春画展図録」を買い求めた

 

この春画展図録は保存ものですね

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コメント

阿久津さんのblogに、バリちゃんのお名前…

懐かしくなりました。

芸術の冬(秋??)を満喫なされたようですね!
私も行きたいと思っていたのですが・・・  展覧会の雰囲気を感じることが出来ました。
有難うございました

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