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シャラリラ歌謡曲で シャラリラ歌謡考察の原稿を書いていただいた 作家の蕪木和夫さんが他界した
今日 蕪木さんの訃報が 知人を通じて届いた
1月5日に病死し 既に葬儀も済んでいるという 享年60 ・・・・
去年 もらった手紙には
病気が悪化して 身体が不自由になり 視力も落ちてきた
福祉の世話になっている自分が もどかしいと書いてあった
電話をしたら
震える声で興奮気味に もう一度 原稿を書きたい・・・・
阿久津さんと一緒に また仕事がしたい・・・・と言っていたのに・・・・
蕪木さんを偲びながら シャラリラ歌謡考察の原稿を 読み返している
私は 制作部・報道部・営業部所属時代があり 声を出していない時期があったが
2005年4月から再びマイクの前で仕事をするようになり 10月から シャラリラ歌謡曲がスタートした
放送を聴いた蕪木さんから 阿久津さんの番組に協力したいとの申し入れがあり 検討を重ねた結果
2006年4月4日から 毎週火曜日 シャラリラ歌謡考察と題し 出稿してもらうことになった
シャラリラ歌謡曲が終了する2010年の3月まで 4年間 193回の出稿をしていただいた
最終考(最終回) 2010年3月30日放送の タイトルを読むと 落ちる涙で原稿が濡れる
蕪木さんの訃報を聞いて読み返す 原稿最後の部分は 涙で文字が滲んでしまう・・・・ 合掌
たとえば今日 2010年3月30日は、この日だけ。
午前零時を過ぎれば、たちどころに、ちぎれた暦と化してゆく。
人生とは、とどのつまり、誰もが時の行者。
時間旅行をしているに過ぎないということである。
まだまだ書きたかっただけに、残念です。
阿久津アナウンサー、リスナーの皆さん、長い間、ありがとうございました。