月百姿展
馬頭広重美術館で 大蘇芳年(たいそよしとし) 没後120年記念 月百姿展を 観てきました
最後の浮世絵師といわれた 大蘇芳年(1839~1892)の 「月百姿」 は 月をテーマにして
日本や中国の故事古典など 100の説話の揃物で 今回は62作品が展示されています
今回のポスター
満月をバックにした 「玉兎 孫悟空」
西遊記に 玉兎が出てきましたっけ・・・・?
歌舞伎や日本舞踊は 知ってるけど・・・・
ちなみに 玉兎は
月に住み お餅ではなく 薬をついているそうですね
太陽には 三本足の金烏が住んでいるとか・・・・
四字熟語に 「金烏玉兎(きんうぎょくと)」 があります
「太陽と月」という意味ですね
金烏は太陽の別名 兎は月の別名
おっと 話が それていますね
感想諸々
「源氏 夕顔巻」の 十五夜の宵 光源氏が夜を明かした夕顔の宿に現れた亡霊や
「卒塔婆真月」の 三日月の夜 僧と問答する晩年の小野小町(卒塔婆小町)などは
ちょっと残酷絵のようです・・・・
「芝居待ちの暁月」の女性を観たら 解説文にもありましたが 「絵島生島」を想い出しました
「五條橋の月」は 弁慶の姿はなく 牛若丸が宙に舞う姿が美しい
「田毎ある中にもつらき」は 客をとる夜鷹(娼婦)が 菰を抱えて河原を歩く姿 雲隠れする月が印象的
三島由紀夫が 大蘇芳年の浮世絵を愛したと きいたことがある
想像だが 三島が愛したのは 芳年の残酷な絵だったのかも知れない・・・・
隆様が 楽しんできた見たいですね。
お袋が 満月の前日の夕方に 月夜様が出てると言ってきたんで それは満月なんだよと教えておきましたよ?
投稿: のりお | 2011年7月16日 (土) 11時45分
りゅう様、こんばんは~!
楽しんで来られてよかったですね
今宵は満月・・・・
すっきりと輝いて見えますね。
満月を見ながら・・・・いろいろな想いを馳せています。
昔からずっと、たくさんの人たちが月を眺めながら、
いろいろな想いに浸っていたのですね~~
投稿: ミヤ・まぁーちゃん | 2011年7月15日 (金) 23時33分
楽しんで 来られた観たいですね。
近く成ら 観にも行けるのですが
すこそ遠すぎますね(笑)
土曜日の『小品盆栽展』で お逢い出来るのを
楽しみにしていますよ。
投稿: サファイア姫の恋人 | 2011年7月14日 (木) 05時38分